ニュー地底

熟読型写真ブログ・ニュー地底

2017-07

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アンリ・カルティエ=ブレッソン知られざる全貌 展

 サンラザール駅裏で水溜りを飛び越えようとして、永遠に果たせなくなった
気の毒な男の写真などを観てきました。

_MG_8033.jpg

 『クラシック1』では、派手に着メロを鳴らす紳士がひとり。びっくりしてみていると電話に出ようとまでしていて、さすがにスタッフにやんわりと制止されやめていました。
 『ヨーロッパ1950』では、一枚一枚「はぁ~。」とか「ふんふん」とかかなり大きな小声でひとりごちるご婦人あり。その御婦人をやり過ごして他から観ることに。

 『インド』ではイライラせかせかと明度の高い扇子を仰ぐ(ガラスに映りこみます)紳士ありその扇子を注意する紳士もありで、順路を飛ばして『アメリカソヴィエト』に先回り。
そこには、上から目線で批評をなさっているご令嬢お二方。
そして写真の直近でメールチェックをしている紳士がおひとり。

 客質が最も地味だったのは『ヴィンテージ』。静かでじっくりと観られました。
照明を落としてあるからでしょうか、誰一人話すでもなく空気がいい感じに緊張していて鑑賞に集中できました。
ブレッソン自身のプリントかと思うと、かんがいひとしお。ところどころ変色、反転しかかっているものもありましたが。それもまたよし。
これ焼いたんだなぁ、と観てました。
暗室技術者が焼いた同ネガの別プリントや、別駒のプリントなどとも比べられて、楽しい展示でした。

 上にはあえて書きませんでしたが、最近の展覧会は絵画でも写真でも、雑談するひとの多さにびっくりさせられます。
今回もそこかしこにいらっしゃいました。
思わず出るため息とかならまだ我慢もできますが、全くの雑談。昼飯がどうとか近所のだれそれがどうとか・・・。
中年のご婦人はもちろんですが、若い子たちまでが。

 もちろん地底がそういう人たちに注意することはありません。
そうすることで、気持ちにさざなみがたってしまい、写真展が台無しになってしまうので、ただただそういう人々から逃げるようにしながら鑑賞していきます。

 さて、今回の極め付きは、順路も最後に近い『思い出の品』。
フランス軍の軍服を着たブレッソン伍長云々のキャプションのある写真の前で
「このひとアメリカ人かしらね?」のご婦人のひとことと、「そうかしらね。なかなかハンサムね。」とのご婦人のお答え。
逃げるように観ていても、運が悪いと最後の最後にこういう言葉につかまってしまい、言葉だけが記憶に残ってしまうのです。日ごろの行いがよくないのかもしれませんが。

楽しみにしていた写真展だったのになぁ・・・。(ま、写真はよかったのですが。)

P.S.
関係者の方は、興味のない向きにタダ券配るのはやめる方向でなんとかひとつ、ご再考いただけないものでしょうか。

テーマ:お散歩写真 - ジャンル:写真

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